Asagiri Jam 2010

□10代
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Use Your Illusion II

Guns N' Roses
★★★★★


●11才〜
決して音楽にはなんの興味もない両親の元に生まれ、音楽とは無縁の生活をしていた小学生時代。テレビで流れていたブルーハーツの「情熱の薔薇」にびっくらこいて、生まれて初めてのCDシングルを買う。あの頃のシングルはまだ長細いジャケだったよね。


●12才〜
中学生時代。町田市立忠生中学校という、泣く子も黙る不良中学校に入学。ググると「忠生中 先生が」という謎の変換候補が登場するが、これは昔「生徒が不良過ぎて教師が生徒を刺してしまう」という信じらんねー事件が発生したことかららしい。ありえんわ。全国紙に載り超有名に。今でも年配の方は記憶にあるんじゃないかな。

緩和休題。そんな不良の巣窟中学校に入るもお調子者の僕はうまくやり過ごしていた。そんな中、クラスメートのハシモト君がいきなり教室のラジカセで爆音で流したモトリー・クルーの「Dr.Feelgood」という音源にチビりまくる。邦楽バンドブーム全盛期の時に、LAメタルといういまだにリバイバルが来ないほどのダメジャンルに完全にハマってしまう。


ガンズやモトリーは基本。ダムヤンキースとかも好きになりつつ、ラットとかウォレントといった今となっては誰も知らない痛々しいバンドの音源を聴き散らす日々。早い話が中2病。もうどうしようもない。高ぶってしまいガンズの来日公演in東京ドームに中2の分際で行くという暴挙。まぁ一番かわいそうなのは無理やり同伴させられた当時小6の可哀想な弟だろうか。

周囲からも「なんだこの小さい兄弟は?」みたいな顔をされたのを覚えているが、なんにせよ多感な時期に、全盛期のGuns and Rosesを観るという行為は危険である。アクセルローズのシャウト、スラッシュのギターソロ、マット・ソーラムのドラムソロ、イジーは当時まだいたんだっけ?ダフマッケイガンが歌う「It's so easy」などは強烈な印象である。客席には小室哲哉の姿もありました。それがはじめてのライブ。
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