*太陽の扉*

□いつものことさ
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いつものように僕は、学校に行くギリギリまで眠っている。
だって遅刻をしても、僕の変わりに怒られてくれるロボットがいるから。

僕は、この町でい〜ちばん高いビルの最上階に住んでいて、窓の外にはそれでも高い建物が所狭しと立ち並んでいる。
町にはたくさんのせっせと働くロボットがいて、僕はそれを空の上を自由に飛ぶ車から眺めるんだ。
僕は車から知り合いのロボットに手を振る。
ロボットも僕に気付いて、作業を止めて、手を振り返してくれる。
きれいな青い空に、眩しい太陽が輝いている。
そんなのちっとも関係ないように、まったく目も細めない。
それからまた、元の作業に戻る。

ロボットと人間はとっても仲が良くて、みんな笑顔で、どこも平和で、それで自由で……




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