アンケコメ&リク小説
□甘い関係
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<おまけ>
「なぁ、化学室から少し離れたトイレさ〜、少し変な臭いしね?」
同じクラスの坂田銀時は、授業が終わり教室に入るなりそんな事を言い出した。
「どんな臭いだよ?」
それを軽く聞き流すのは高杉晋助。
二人は土方と沖田のいる教室へと真っ先に戻って来たのだ。
「なんつーか、いか臭ぇって言うか…」
「テメェはいつもそれだ。んな、汚ねぇ男子トイレで誰がすんだよ?万年欲求不満ヤローが!!」
大声で話す二人の会話に、居ても立っても居られない土方。それに比べて沖田は踏ん反り返って二人の会話に耳を傾けている。
「そうかな〜、いつもはしないんだけど、今日は凄い臭くてさ〜。所で二人は授業出なくて何処に居たの?」
高杉との会話から、いきなり土方と沖田に振れる銀時。いきなり聞かれ土方の顔が真っ赤になった。
「…あの、え〜っと…」
「あぁ、土方さんが熱っぽいって言うから、保健室に付き合ってたんでさぁ。」
真っ赤になる土方を庇う様に言う沖田に、銀時と高杉は土方の顔を覗きこんだ。
「確かに赤いなぁ。大丈夫か?」
「そうだね。あれなら早退しなよ?」
心配する二人に対し、必死で笑いを堪える沖田の姿に、土方は怒り爆発寸前。
2度と学校ではHをしないと、硬く心に誓う土方だったとさ。
おしまい。