アンケコメ&リク小説

□傲慢な彼氏
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「わ〜!馬鹿!誰か来たらどうすんだ!?」

「土方君が騒がなきゃ誰も来ないよ?」

「んな訳あるかぁぁぁぁぁ!!」

「そんな大声出すと、本当に誰か来るよ?ま、別に俺は困らないから良いけどぉ?」

動けないこの状態では、銀時の言葉は正しい。が、一番良いのは、両手を自由にしてくれれば良いのだ。だが、今の銀時にはその意思が全く無い。
それより、こんな姿を他の隊士達に見られたくない。土方は、すんなりと大人しくなってしまった。

「良い子だね。んじゃ、帯を解きま〜す。」

明るく、嬉しそうに言う銀時の声が恨めしい。
ゆっくりと帯が解かれる感触に、土方は瞳をギュウッと閉じた。

押さえの無くなった帯は、スルリと畳に落ち、土方の白い肌が銀時の目の前にチラチラと現れ、厭らしさを醸し出す。

「いや〜ん、相変わらず厭らしい体!銀さんゾクゾクしちゃう〜!!」

声のトーンが上がり、尚も嬉しそうに言う銀時は、自分の懐をあさりだす。
それを薄目で見る土方は、次の瞬間瞳を見開いた。

それもその筈、銀時の両手には数々の大人の玩具がある。ローション、アナルビーズに男根バイブ、尿道バイブと卵型バイブ。極めつけは、クリップ型バイブまである。

「ちょっと待て、銀時。そんなにどうすんだ?」

「んなの決まってんじゃん。全部使うんだよ?」

何食わぬ顔で言う銀時に、土方は嫌な予感に駆られて仕方が無い。

「…まさかいっぺんに使わないよな…?」

「なんで?使うに決まってんでしょう。」

また、とんでもない事を言い始めた銀時。そんなにいっぺんに使われたのでは、こっちの身が持たない。今まで大人しくしていた土方だが、一気にバタバタと暴れだした。

「やだぁぁぁぁぁぁ!外せ、今すぐこの帯解きやがれぇぇぇぇぇ!!」

ありったけの声で叫び、拘束されている両手をギチギチ言わせる。
その声に、屯所に居た数人の隊士達が土方の自室に集まりだした。

「土方さん、どうしたんですか?」

「あ〜あ、せっかく一人で楽しもうと思ったのに、仕方ない…。これより土方君の公開放置プレイを開催しま〜す。」

集まった隊士達にそう告げると、銀時はおもむろに、ローションを手に取り土方の体に絡めていく。

「マ、マジですか!?これは見物ですね!!」

声弾む隊士達。生唾を飲み、その光景をジィ〜ッと見つめている。
助けてもらおうと叫んだのに、逆に見せ物になってしまい、土方の顔が歪む。

「…アッ…んんッ…」

銀時のゆっくりとした手付きと共に、ヌルッとした感触が土方の体を取り巻き、さらに土方の顔が歪む。次第に体中ローション塗れになり、敏感に感触だけが伝わって来る。

「…やめ…ああッ…ぎん、気持ち…悪い…」

身を捩り、銀時の手の動きから逃れようとする。

「何言ってんの。こんなに乳首立たせといて。嘘はいけないよ?嘘は。」

顔を出した乳首をクニクニと指で押されながら転がされ、その度に土方の体がビクンと跳ねる。
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