アンケコメ&リク小説
□野球拳
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たかが野球拳を拒み、帰ろうとしただけで、何でここまで馬鹿にされなきゃいけないのか。拳を作り青筋を立て銀時の襟首を掴んだ。
「上等だ!!要は勝ちゃ〜良いんだろぉがぁ!!」
さすが銀時君。土方の扱いを良く熟知してらっしゃる様子。まんまと土方をのせ、ニヘッと笑う。
「先に負けた方が仕掛けるんだからな!」
「フンッ、俺を甘く見るな!」
さて、この時の土方君、熱くなっているせいで自分が不利と言う事に全く気付いていない。銀時の身に着けている物、ベルト、帯、着物、黒のインナーにズボンと下着の計6つに対し、土方と言えば、着流しと帯、そして下着の3点だと言うのに、勝負は始まってしまう。
「「野球ぅ〜するなら〜こ〜ゆ〜具合にしやしゃんせ!アウト!セーフ!よよいのよい!」」
一回戦の勝敗は、チョキとパーで銀時の勝ち。チョキを見せつけニマニマする銀時の顔とは正反対の土方の顔は、本当に悔しそう。
「ほら、土方の負けだよ〜?早く脱いで〜!あっ、但しこの上でvV」
鼻の下を伸ばし、人を見下す目付きをする銀時が指差す所、それはテーブルの上。
「はぁ〜!?そんなの言ってねぇじゃねぇかよ!!」
「今決まったの〜、ささっ早くぅ〜」