アンケコメ&リク小説
□皆でお祝い
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「は〜い、土方君〜。お誕生日おめでとう〜。」
「っあ、…何…すんだ?」
「土方さん、おめでとうごぜぇます。」
「っくぅ…総、悟…テメェ、まで…」
「まぁ、遠慮すんなって、皆で貴様の誕生日祝ってんだろぉが。」
「あぁあ゛っ…これ、の何処が祝…ってんだ…!?」
ニヤニヤと下心丸出しで笑いながら、土方を取り囲む三人衆。
「え〜?バースデーケーキのデコレーションしてるんだろ?」
「そうでさぁ。動かないで下せぇ。」
「なんなら、穴と言う穴にクリームを詰め込んでやっても良いんだぜ?」
土方の体に生クリームを垂らし、色とりどりのフルーツを乗せていく。
冷たい感触に、ビクリと体が反応する土方。体中の生クリームが気持ち悪くて仕方が無い。
「う〜ん、美味しそう〜!」
一通りデコレーションが終わり、涎を垂らす銀時。
「てか、ここだけなんで、モロなんですかぃ?」
「え?この方が萌えない?」
「やっぱり、貴様は馬鹿だなぁ。」
土方の下半身だけが顔を出している状態に、高杉と総悟は溜め息を付いた。
「まぁ、良い。そろそろ始めるか。」
「「賛成〜!!」」
「ちょっと待ったぁぁぁぁぁーーー!!」
いただきますと言わん許りの三人にストップをかける土方に、三人は『なんだよ?』と不機嫌気味。
身動きが取れない土方は、体をくねらせ少しずつだが、三人から離れている。
「…きょ、今日…俺がメインだろ?」
「そだよ。だから三人で〜…」
「土方さんを…」
「食べてやる。有り難く思え。」
逃げ出そうとするのを阻止され、土方の額から冷や汗が流れた。
えぇ〜!?俺がメインなのに、俺が食べられるって、おかしくねぇかぁぁぁぁぁ!!?
つか、何で『俺様』思考
な訳ぇぇぇぇぇ!?
と、まぁ、こんな感じでこの後、土方は三人に美味しく食べられましたとさ。
銀時ぃぃぃ…。
総悟ぉぉぉ…。
高杉ぃぃぃ…。
覚えてろよぉ…ただじゃおかねぇからなぁぁぁぁぁ!!
fin