アンケコメ&リク小説
□計画的犯行
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「土方さん、何も言わずに脱いで下せぇ。」
「は?」
夕暮れ時の屯所。庭で素振りの練習をする土方に沖田は何食わぬ顔でとんでもない事を言い出した。
「だから脱いで下せぇ。」
同じ事を2度言う沖田に、土方の顔が更に歪む。
「だから、何でテメェの前で脱がなきゃいけねぇんだよ!?」
理由も無しに人前で脱げる訳が無い。拒否する土方に沖田は溜め息を付いた。
「土方さん、毎日ちゃんとに練習して、どんな体してるのか見たいんでさぁ。良いでしょ?」
そんな風に言われれば、別に悪い気はしない。着物の合わせ目に手をかけ、土方は脱ごうとする。
「ちょっと待って下せぇ。こっちで脱いで貰えませんかぃ?」
「別に何処でも同じじゃねぇかよ!」
部屋の中でと言う沖田に不信感を抱きつつも、土方は沖田の入った部屋に入り、上の着物の前を開け沖田に見せる。
「へぇ〜、綺麗に筋肉着いてますねぃ。他も見て良いですかぃ?」
「…良いけど…何か企んでんのか?」
「いえ、ただ単に見たいだけでさぁ。」
沖田に言われるまま、上半身肌かになった土方。