献上小説置き場

□約束
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「ねぇザンザスっ、みんな帰ってきちゃう!」
 
「すぐ終わる」
 
今の状況を一言で言えば、「ザンザスに押し倒されているツナ」。
 
「大体、テメーが煽ったんだろーが」
 
「いつ?!」
 
「……………」
 
返事をせずに、ザンザスは愛撫を続けていく。
まずは白い肌にポツリと2つある突起。
すでにプクッと主張しているのを楽しげに眺め、さらにそこを舐める。
 
「痛っ…な、舐めすぎ…っ」
 
「美味そうだからな」
 
「っバカ!」
 
時間もあまりないので、ザンザスはツナのズボンを手早く脱がせ、下着も一緒に取り払った。
出てきたのは、小さいながらも主張する可愛いモノ。
ピョコっと半勃ち状態だった。
 
優しくさわさわと撫でると、ソレはみるみる天井に向けて勃ち上がっていった。
 
「ンっ…ア……」
 
フルフルと小刻みに身体を震わせ、ツナは達した。
 
 
 
 
「……ずいぶん出たな」
 
「言うなっ」
 
真っ赤になり、ツナはグタッとベッドに沈む。
もちろん、これだけで終わるとは思っていない。
 
ザンザスは容赦なく指をツナの後孔に持っていき、まずは1本挿れた。
馴れてくるとさらに本数を増やしていく。
 
「っ…ふぃ……アァッ…」
 
ツナはあまりの快感に身をよじるが、覆い被されているため大して動けない。
 
そして、1番欲しかったモノが挿ってきた。
ずぶずぶといやらしい音をたてながらゆっくりと挿入され、物足りなかった感覚が満たされていく。
 
 
ザンザスが動こうとした時、ツナが顔に触れてきた。
 
「何だ?」
 
「ひ、1つ…約束しない?」
 
「約束?」
 
そう言ってザンザスが少し体勢を変える。
 
「ンァアッ……ちょ、いきなり動かないで…」
 
「あ、悪ぃ。で、約束ってのは何だ?」
 
「どんなに遠くにいても、せめて1ヶ月に一度は連絡する事!どんな手段を使っても俺にメールなり電話なりする事!」
 
「……以上か?」
 
「うん」
 
「わかった」
 
「あ、何なら手紙でも……アッ」
 
言い終わらないうちに、ザンザスが律動を開始する。
こうなっては話すどころではない。
 
じゅぶじゅぶという水音と喘ぎ声が室内に響いた。
 
「ァッ…ンア……ッッ、アァァッ」
 
「つな…よ、し……っ」
 
次の瞬間、一際大きく突く。
ザンザスが精を吐き出したのを感じながら、ツナも達していた。
 
 
 
 
 
 
 
 
「ただいまー」
 
奈々の声が玄関から聞こえてきた。
余韻に浸っていた2人は慌てて服を着てベッドを整える。
本当はシャワーでも浴びて彼の精を掻き出したいのだが、どうやら無理のようだ。
 
「どうしよ、すっごい変な感じ」
 
「シャワー行くか」
 
「何て言って?!」
 
「運動して汗かいたとか」
 
「あ、そっか。体育あったって言えば自然か」
 
 
そしてツナはリビングへ行き、風呂場へ向かった。
ただ驚いたのは、すでに風呂場にザンザスがいた事だ。
本人曰く「手伝ってやる」らしい。
 
このまま無事に風呂場を出られるか……不安になるツナだった。
 
 
 
 
数十分後。
 
ツナの分のおやつは全てランボに食べられていたそうな。
 
 
 
 
 
 
 
→後書き
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