献上小説置き場
□障害があっても
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おまけ
「カス、テメェも卑怯な手を使うもんだな」
「ザンザス……テメェにだけは言われたくないぜぇ」
「ハッ、あのガキと2人きりになるためにわざとテストの点数改ざんしたくせに」
「……そっちこそ、あの転校生だけが補習に来るように仕向けたくせにぃ」
「テメェもな」
「……お互い様ってわけかぁ。だが…あの沢田って奴を赤点にしないようにするのは大変だったぜぇ。ありゃ相当馬鹿だなぁ………ぶへっ」
「そっちのガキも相当な馬鹿だな」
「いっ…いきなり何しやがるぅ!!」
「カスが」
壁に打ち付けられた頭をさすりながら、いつもの事ながら理不尽だと心の中で不満を漏らすスクアーロだった。
→後書き