記念品小説
□マイナー全開
4ﾍﾟｰｼﾞ/10ﾍﾟｰｼﾞ
レヴィ×獄寺
「ご…ごごご…ごく…ごごくくく……」
「ちょっと、アイツ何やってんの？」
「どうやら獄ちゃんに惚れちゃったらしいわよ〜」
「獄……って、獄寺隼人ぉ？！」
「ベルちゃん、戦った仲でしょ？どうにかしてあげられないの？」
「無理。ってか戦ったからこそ無理？」
「レヴィ、向こうの雷の守護者を酷いようにしたじゃない？なんかあの牛っ子ちゃんと獄ちゃんが仲いいらしくて……だから相当困ってるらしいわよ、嫌われてるんじゃないかって」
「んなの、戦いだからしょーがねーじゃん。まどろっこしいから会いに行っちゃえば？」
「それが…名前すらまともに呼べないらしいのよ」
「それで練習してんだ……」
「ここはツナちゃんに頼むしかないわね」
放課後。
「10代目っ、帰りましょう！」
「あ、ごめんね獄寺君、俺用事あるから１人で帰ってくれる？」
「でも……」
「お願い」
「……わかりました。では、失礼します。お帰りの際はお気をつけて」
「うん、ありがと」
下校中。
「んぁ？」
「ごご…獄寺…隼人……」
「テメェ…雷野郎！何の用だ！！」
「め………」
「め？」
「っ飯でも食いに行かないか？！」
「…………は？」
「あ、いや、その……戦いはもう終わった。だから……」
「だからって何で俺がテメェと飯食いにいかなきゃなんねーんだ」
「おっ、おまえに惚れた！！」
「……………はああぁぁ？？！！！」
「俺の最強の武器、パラボラをあそこまで落とすとは……その時、俺はおまえに惚れた」
「………待て、何かがおかしい」
「何もおかしくなどない。だから飯に誘いたい。それに、互いのボスについても語り合いたいと思っている。おまえはそっちのボスの右腕なんだろう？」
「おっ……おまえわかるじゃねーか！そーだな、ボスについて語るか！」
「ボスの自慢なら負けんぞ」
「俺だって、10代目の事なら何でも知ってるぜ！」
「では勝負といくか」
「あぁ、絶対ぇ負けねぇからな！！」
「ねぇルッスーリア、あれでいいの…？」
「そうねぇ……まぁ一緒に食事に行くだけでも大きな前進じゃないかしら？」
結局、その食事…もとい語り合いは朝まで続いたそうな。
――――――――――――――――――――――――――――――
レヴ獄でした。
すみません、この２人は難しいです…。
でもボスに関しては話が合うかと。