記念品小説

□学パロ
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キーンコーンカーンコーン
 
朝のショートホームルームの時間がやってきた。
 
 
ここは並盛中。
いつもと変わらないかと思いきや、少し変化が訪れようとしていた。
 
2年A組の担任であるリボーンが教室に入ってきた。
 
 
「突然だが、転入生を紹介する」
 
その知らせに、生徒達はガヤガヤ騒ぎ出す。
中学名の割に平々凡々とは言い難い並盛中でも、やはり転入生というのはビッグニュースだ。
 
それを持ち前のスパルタで一瞬にして黙らせ、リボーンは廊下に向かって「入ってこい」と言った。
 
そして恐る恐る入ってきたのは……
 
 
「紹介する。コイツが転入生の…」
 
「さ、沢田綱吉……です」
 
茶色いくせっ毛をピヨピヨさせて、大きな瞳をキョロキョロさせて、彼、沢田綱吉はそう言った。
 
 
 
大体のありきたりな自己紹介を終えると、沢田綱吉ことツナは言われた席に着く。
すると隣から明るい声がかけられた。
 
「よっ、俺、山本武。よろしくな」
 
「あ…うん、よろしく」
 
「なんかあったら遠慮なく言えよ」
 
「ありがとう」
 
すごく感じのいい、明るい人だ。
ツナはホッと息を吐く。
先程から緊張の連続だったけど、これならなんとかやっていけそうだ。
後で山本も勉強が苦手だと聞いて、さらに親近感のわいたツナだった。
 
 
 
 
 
 
―――――――――――――――――
始めちゃいました、学園パロ。
えぇ、パロです。
だってこれからヴァリアーがわんさか…。
 
 
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