ハリーポッターに魅せられて、大学では西洋児童文学を専攻したある女子大生は、大学院に進んだ後も飽きずにマグル式に魔法の研究に励んでいた。
それはとても楽しく、充実したものだった。
ハリーと同じ生年月日の自分を、運命とさえ思ったくらいだ。
そしてそれは、確かに運命だったのかもしれない。
賢者の石篇 過去が捩れて、ありえるはずのない世界へ。
秘密の部屋篇 世界の歪みは止まることを知らず、彼女の家族にさえそれは侵食されていた。
アズカバンの囚人篇 交わることのなかった過去とリンクする世界。
のんびり連載中