CP小説

□水と油
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「どうしよっか…」

「わかんね」

「本当にやっとここまで来たのにな…」

「ハァ…」

今日もまたミヌヒョンとワニヒョンが悩んでいる。

「解散とか…大丈夫だよね?」

不安そうに言うワニヒョンを僕は見た。

「いや、安心は出来ないな」

「マジかよ…」

僕もこっそり溜息を吐いた。

原因は水と油と言われているヘソンヒョンとエリヒョンだ。
この二人はすこぶる仲が悪い。
悪いって言い方は正しくないかな。

とにかくエリヒョンはヘソンヒョンを不機嫌にする天才だ。
ほっとけばいいのに逐一ヘソンヒョンにちょっかい出して蹴られてる。
ほら、今だって…


「いってぇ〜!!!何するんだよ、ヘソン!」

「あっち行けよ!今、俺がテレビ見てるだろ?」

「テレビは二人で見たら減るのか?俺だって見たいんだ!」

確かにエリヒョンの言う事は間違っていない様に思う。
二人で見ようが三人で見ようがテレビは減らない。
だけど、ここから聞くとエリヒョンが悪い様に思う。
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