短編集

□ヒバツナ
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「やっぱり君は……強いかもね」

「?どうしてですか??」

「だってこの僕の頭を撫でるなんて……普通の奴はできやしないよ」

「……」

「なんか僕、君のこと気に入ったかも」

「え?!」

「抱き締めてもらうの好きかも。君にだけだけど。」
「……ヒバリさん」

「綱吉。僕、結構寂しがり屋かもしれない。だから毎日会いに来て抱きしめてよ。その変わり僕が君を助けてあげるよ」

「……はい」







初めて強くなって良かったと思った瞬間だった。
昔から友達も大切なものもなかったけど
今できそうな気がする。

その子は昔の僕と似てるって思ったけど、本当はとても強かったみたい。

この子が苦しい思いをしないように強くなった僕は、君を全力で守って弱い僕を君が抱きしめて守ってね。



END 








ヒバリさんの過去話。
絶対ありえないけど書いてみたかった過去話設定でした。
過去だってヒバリさんは強いだろうけど、弱かったらいいなっという妄想\(^O^)/
心が強い綱吉に守ってもらいたいヒバリさん。
ヒバリさんも心のオアシスが欲しいんです。 


ここまで読んで下さってありがとうございました!

2009.03.27
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