□一番大事って、抱きしめてくれたらそれでいい
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ほんと最近学校の居心地悪くなった、マジ最悪だ。でもそんな私にはちゃんと楽園があるんです!まさかのまさかで校長になっちゃったけど…。

「きょーうーじゅ!」
「…」

教授は疲れているようで特に無反応で私をちらと見ただけだった。来ないほうが良かったかな。

「疲れてるの?大丈夫?」
「大丈夫だ」

教授は膝の上に私を招いた。近くで見れば見るほど悪い顔色。そっと頬に触れると疲れた顔で、それでも少し微笑んでくれた。

「ポッター達が来なくて寂しいか?」
「まぁ…少しは」

でもネビルとかいるし!ディーンもいないのは寂しいけど…と呟くと教授は申し訳なさそうに目を細めた。

「…わかってるから大丈夫だよ、仕方ないよね」

教授は何も話してはくれない。でもこの人は悪い人じゃないってわかるから。恐いだなんて思わない。それは肖像画の中のダンブルドアの笑顔も保障している(と思う)だってこの校長室は、学校が校長と認めた人しか入れないんだから。

「代わりに教授がいてくれるから」
「…」

ふっと寂しそうに微笑む教授。でもここにもあまり長くはいられない。こんなところ誰かに見られたら…不当に逮捕されそう。

「帰るね」
「いい」
「え?」

膝から降りようとすると教授は杖をふり校長室のドアはカチッと大きな音を立てた。

「教授?」
「…お前がここに来ると疲れているのに止まらなくなるから困るのだ」
「ちょっと!」

さっきまで元気なかったくせに!教授は私の顎を持ち上げ何度かキスを落として笑った。

「もう教授ではない、校長だ。罰則として今日はここで寝ろ」
「…!」


罰則になってないよ、きょう………校長!!!










(だからって流石にこれは怒るよ、ずっと一緒にいたかった、セブルス)


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